設立間もないクラブ、歴史のあるクラブ、様々なクラブの指導者のみなさんがいらっしゃると思いますが、「OBとの繋がり、どうされていますか?」
🍁OBはクラブの大事な財産です。
「OBはクラブの大事な財産です」ということは、きっとみなさん当たり前に思っていらっしゃることだと思います。
しかし、それは「サッカー選手」として「強豪校・強豪チームでスタメンを張っている」「選手権に何人出る」「関東大学リーグで活躍している」「日本代表まで登りつめた!」などの選手を輩出した、という視点で見ておられる方が多いのではないでしょうか。
しかし、ほとんどの子ども達は大人になって一般的な企業に勤めたり、会社を興したり、先生になったりしていますね、こちらのOBの方達との繋がりはいかがでしょうか?
実は、チームの収益化ということを考えたときには、一社会人として活躍しているOBの存在というのは、非常に重要です。
チームの輩出した有名サッカー選手も財産ですが、サッカー選手として名を残す選手だけが財産なのではない、ということを意識していただけたらと思います。
🍁チーム・監督に恩返しをしたいと思っているOBたちの存在を収益化に繋げる橋渡しとなるのは・・・?
チームを離れて、ずっと音信不通だったOBでも、社会人になってふと学生時代を振り返って、「サッカーに打ち込んでいた頃」を懐かしく思って、自分の出身チームをネットで検索してみる、ということがあります。
社会に出て、初めて指導者の苦労がわかったり、自分がどれほど手厚く指導されていたかがわかったり・・・
今、自分が立派な社会人になれたのも監督の指導のお陰だと思っている人もいるでしょう。
こういった熱い気持ちを持っているOBの方は、チームの為に何か恩返しをしたいという気持ちを潜在的に持っています。
ですから、OBとの繋がりを大事にして、気軽にホームページを開き、監督や後輩の活動の様子がいつでもわかるようにしておかないといけません。
場合によっては、これらのOBの中から「チームを支援したい」「スポンサーになります」という方が出てくる可能性もあるからです。
そういった気持ちが生まれた時に、さっと応えられるような仕組みがホームページに備わっているでしょうか?
また、現代では高校生にもなれば、皆さんスマホを持っている時代です。
卒業時にしっかりOB名簿を作っていなかったとしても、連絡先としてメールアドレスくらいは、控えさせてもらっておくべきでしょう。
メールアドレスに、チームからのお知らせ(例えば新しいホームページを開設しましたとか、全国大会へ出場します、とか)を流すことで、繋がりを保つことができます。
ホームページを訪問してもらえば、そこからOBへのメッセージを発信することも可能です。
こうして、双方向のやりとりを持てる橋渡しとなるようなホームページの使い方ができると理想的ではないでしょうか。